試薬処理を依頼するには

工業製品や、化学製品の加工などでは試薬の使用は欠かせませんから、その後の処理をどうするのかというのは大きな課題になります。試薬処理は、信頼できる業者に任せたいですね。けれども、業者の数は数えきれないくらい存在しますから、いったいどこに依頼すればよいのか迷ってしまいます。結局は、口コミになってしまうかもしれませんが、それも信ぴょう性には欠けます。そこで、目安にしていただきたい企画が「ISO14001」です。これは、環境マネジメントシステムの国際規格です。定められた一定の基準を満たしているということの証明でもありますから、この認証を取得している業者は、安心して任せられるといってもよいでしょう。各企業のHPには、認証を取得している場合は明記している場合が大半ですから、まずは、その規格の取得を目安として企業選定を行ってみてはいかがでしょうか。

試薬処理の依頼手順とは

試薬処理を委託するには、いくつかの手順を踏む必要があります。企業によって若干の差はあるものの、大まかな流れは大差ありませんので、覚えておくと便利でしょう。まずは、依頼先の企業にアポイントをとり、どのような試薬を処理するのかということを連絡します。企業ごとに処理できる試薬の種類は異なっていますから、まずは依頼先で処理してもらえるかどうかが大前提となります。処理が可能ということになれば、見積もりが届きます。その見積金額に満足できた時点で契約は成立となり、処理対象の試薬を運搬してもらうことになります。運送後、試薬はルールに従って処理されるわけですが、金銭が実際に発生するのは処理が終わってからというケースが大半です。処理後に、企業から連絡があり、清算を済ませるという流れになります。引取りまでの日数は数日というところが多いです。

大学院時代の試薬処理

大学では化学を専攻し、大学院に入ってからは試薬処理の係を任されました。基本は有機廃液と無機廃液、そして汚染ガラスや汚染プラスチックの廃棄を行っていました。試薬係として受けた注意点として、廃液タンクから有害物質の流出を防ぐためにフタをしろと言われたことでした。所属していた研究室では、廃液タンクの口に漏斗をさし、漏斗にろ紙を入れ込んでそこに廃液を流し込んでいました。しかし、廃液の廃棄が終了しても、漏斗の口は剥き出しにしたままであり、漏斗からは気化した有害物質が放出されてもおかしくない状態でした。そのためフタをするように指導を受けた経験があります。また、廃棄の際の登録には大変苦労しました。必須項目である使用量を毎回登録されていない試薬がいくつもあり、処分する際に残存量が不明であったため、扱いに大変手を焼きました。

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